名古屋城本丸御殿「対面所・下御膳所」見学会
本丸ネットワーク実行委員有志 見学会
7月2日(土)、本丸ネットワーク実行委員有志で名古屋城本丸御殿の「対面所・下御膳所見学会」を開催。一般公開された「対面所・下御膳所」に期待に胸を膨らませて入館。
見慣れた「玄関」「表書院」に続いて対面所へ。「次之間」は春姫の故郷「和歌山の名所」が襖絵に描かれています。
本丸御殿に唯一住まわれた春姫が寂しくないようにと配慮された証です。春姫さまが、とても喜んだに違いありません。春姫さまにスポットを当てて永年続けてきた春姫道中。とても親近感を感じた部屋でした。
そして「玄関」「表書院」は、白木の格(ごう)天井だったのに対し、「対面所」は、豪華な黒漆塗りの格天井です。畳や調度も豪華なしつらえになっています。「上段之間」は、藩主と身内や家来と憩う場所、襖絵は京都の風景が描かれています。
二年後に公開される「上洛殿」は更に豪華な仕様と聞き、とても楽しみです。その後、工事中の「上洛殿」も見学し、大変有意義な見学会となりました。
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第3期工事の「上洛殿」の家根
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本丸ネットワーク実行委員が熱心に見学
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中央の上台所は、ミュージアムショップとして近日オープンの予定
「東海圏開発プロジェクト分科会」(TKPB)見学会
2016年9月8日(木)、本丸ネットワーク団体会員の「東海圏開発プロジェクト分科会」(TKPB)の皆さんが「名古屋城本丸御殿見学会」を行いました。台風の影響で雨が心配されましたが、集合時間の朝9時には、雨もあがり、見学会は無事に開催できました。名古屋城正門前で集合し、見学前に早川翠事務局長より、概要を説明。名古屋城総合事務所の大石雅也氏に案内をして頂きました。また本丸ネットワークより実行副委員長と事務局がアテンドさせて頂きました。最初に玄関・表書院の見学を行い、続いて対面所・下御膳所と見学。対面所・次之間は、今まで廊下からの見学でしたが、当日は部屋の中まで入れ、間近で襖絵が見られるようにリニューアルされたばかり。皆さん、熱心に見学されました。
一行は、本丸御殿見学後、石垣の清正石や、天然記念物の榧の木などを見学されました。榧の実は藩主の御膳にも出されたそうです。短い時間でしたが、本丸御殿の素晴らしさを実感して頂けたら幸いです。
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名古屋城正門前で説明する実行委員
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「玄関」の竹林豹虎図を見学
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「次之間」の襖絵を間近で見学
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「下御膳所」で説明を受ける皆さん
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TKPB OBの内藤・中川実行副委員長がアテンド