本丸御殿とは
本丸御殿とは
名古屋城本丸御殿は天守閣と共に、城郭建築として国宝第一号に指定され、「近世城郭建築の最高傑作」と言われていました。戦火による焼失以来、長年の念願であった復元工事が始まったのが2009年。平成25年5月には、第一期工事部分の「玄関」「表書院」が完成、公開されました。平成30年の完成をめざして工事が進んでいます。
「本丸ネットワーク」の前身「本丸御殿フォーラム」は、この「名古屋城本丸御殿」の復元運動のために、1995年5月に設立されました。その運動の一環で生まれたまつりが「春姫道中」です。名古屋城の初代藩主は「徳川義直公」。徳川家康公の九男です。義直公(16歳)に紀州和歌山から「春姫」(13歳)がお輿入れ。その花嫁道中を再現したのが「春姫道中」。その目的は「本丸御殿」の存在をアピールし、復元を実現する事でした。
焼失前の名古屋城と本丸御殿
復元された本丸御殿の玄関・表書院