第二期工事 名古屋城本丸御殿「対面所」「下御膳所」公開

対面所

藩主と身内や家臣との私的な対面や宴席に用いられた建物です。上段之間(18畳)、次之間(18畳)、納戸一之間(24畳)、納戸二之間(24畳)の4部屋があり、上段之間には京都、次之間には、春姫の故郷和歌山の名所が、多くの人々とともに描かれています。

  • 上段之間は京都の名所。愛宕山、賀茂競馬、印地打ち、田植え等が描かれています。

    上段之間は京都の名所。愛宕山、賀茂競馬、印地打ち、田植え等が描かれています。

  • 対面所・次之間

    対面所・次之間

  • 対面所・次之間より上段之間を見る

    対面所・次之間より上段之間を見る

  • 次之間は和歌山の名所、紀三井寺、塩釜神社、玉津島神社、製塩、片男波、和歌浦天満宮、城下の賑わい等が描かれています。

    次之間は和歌山の名所、紀三井寺、塩釜神社、玉津島神社、製塩、片男波、和歌浦天満宮、城下の賑わい等が描かれています。

  • 対面所・納戸一之間

    対面所・納戸一之間

  • 対面所・納戸二之間

    対面所・納戸二之間

下御膳所

下御膳所は、上台所で作られた宴席に使う料理を準備するための部屋です。中央には囲炉裏が切ってあり、料理を温めるために使われていました。天井には、煙を逃がす工夫がされています。壁面には、寄付者の名前が掲示されています。

下御膳所の囲炉裏

下御膳所の囲炉裏

下御膳所の天井

下御膳所の天井

格天井の変化も見どころ!

高位の人が座る位置に、座敷飾りを設けたり、床を一段高くすることにより、一見して高位に人が使う部屋であることが分かるように工夫しています。天井は竿縁天井や格天井。折上げ天井など、建物や部屋によって使い分けられています。表書院の上段之間の天井は折上げ小組格天井ですが、対面所上段之間では、二重折上げ小組格天井で、しかも格縁は黒漆塗であり、天井板には金箔が押してあり豪華です。

玄関「竿縁天井」

玄関「竿縁天井」

表書院入側「格天井」

表書院入側「格天井」

表書院上段之間「折上げ小組格天井」

表書院上段之間「折上げ小組格天井」

対面所上段之間「二重折上げ小組格天井」

対面所上段之間「二重折上げ小組格天井」

第三期工事 上洛殿・黒木書院・御湯殿書院 2018年公開予定!!

上洛殿は、将軍が上洛の際の宿舎です。壁や天井に絵が描かれ、彫刻欄間が用いられるなど、本丸御殿で最も豪華に飾られた建物です。対面所上段之間より豪華な天井も見物です。

黒木書院は、本丸御殿の他の部屋は総檜造りであったのに対し、良質な松材が用いられた建物です。

御湯殿書院は、上段之間、二之間、釜屋付き風呂屋からなり、上洛殿と共に寛永期に増築されました。