ミラノ万博漫遊記

EXPO 2015 MILANO

テーマ:「地球に食料を、生命にエネルギーを」Feeding the Planet, Energy for Life

賑わうメインストリート、テントの屋根が特徴。

賑わうメインストリート、テントの屋根が特徴

ミラノ万博は2015年10月31日閉幕。その閉幕間際の10月25日より3泊5日の日程で、2日間ミラノ万博を見学してきました。愛知万博では、春姫道中が万博会場を練り歩き、世界各国の来場者から好評を博しました。その後、別団体「ドリームコンプレックス」として、2008スペイン・サラゴサ万博、2010中国・上海万博、2012韓国・麗水万博と「子どもたちの絵画国際交流事業」を10年にわたり万博を舞台に推進してきました。当団体と万博は、切っても切れない深い関係です。

さて、ミラノ万博は目標入場者数2,000万人を余裕で突破。見学日の入場者は40万人とか。人気パビリオンは「イタリア館」「日本館」「カザフスタン館」「パビリオンゼロ」「韓国館」など。そこで、「イタリア館」「日本館」に狙いを定め、初日は東ゲート(通称:ロザリオ)に開門30分前に並び、9時開門と同時に「イタリア館」に直行、お陰で待ち時間無しで入館に成功。「イタリア館」は開催国とあって、白い繭のような外観が秀逸、展示も多彩で見応えがありました。イタリアの名所にいるような体験をさせてくれる鏡の部屋が印象的でした。初日は、「パビリオンゼロ」「メキシコ館」「スペイン館」「カリタス館」「EU共同館」「企業館」等を精力的に見学しました。

  • 入場チケット

  • イタリア館 エントランス

  • イタリア館 名所をバーチャル体験

  • パビリオンゼロ 中庭

  • パビリオンゼロ 捨てられた食料?

  • ベラルーシ館 外観

  • 韓国館 外観

  • 中国館 外観

  • 2017年万博開催地のカザフスタン館

2日目は開門1時間前に並び、「日本館」をめざすも、なんと1時間待ち。どこから人が湧いてくるのか不思議です。日本館は、スマホにアプリをインストールすると案内が聞けたり情報が取り込めたり、参加型の面白い工夫がされていました。メインのフューチャー・レストランでは、4人掛けのテーブルがモニターになっており、懐石料理を実際の箸で戴くという優れもの。そして最後に本物のフードコーナーがある憎い演出でした。帰国後に、日本館が展示部門で金賞を受賞したというニュースを聞き、納得。

万博会場は東西を端から端まで歩くと30分はかかるほど広く、2日間では、ほんの一部しか見学できませんでしたが、大満足の視察旅行でした。 (実行委員有志)

  • 日本館 外観

  • 日本館

  • 日本館の待ち時間が7時間!

  • 日本館 展示

  • 日本館 フューチャー・レストラン

  • 日本館 フューチャー・レストラン

世界遺産の街「ヴェローナ」とミラノ市内を見学

2日目の午後は、2017年万博開催国のカザフスタン館の見学を断念。会場を後にし、代わりにロミオとジュリエットで有名な世界遺産の街「ヴェローナ」に遠征。広場のテラスでゆっくりとイタリア料理を堪能しました。

3日目は、ミラノ市内の「レオナルド・ダ・ビンチ国立科学技術博物館」「ガレリア」「ドゥオモ」等を見学。エコシティとして開発されている「プルタ・ヌォーヴァ地区」の「Bosco Verticale(垂直の森)」などを見学してきました。

レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館

レオナルド・ダ・ヴィンチ科学技術博物館

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ミラノ市内のエコシティ プルタ・ヌォーヴァ地区 Bosco Verticale(垂直の森)

  • ヴェローナ 路面の下に遺跡がある

  • ヴェローナ ジュリエットのテラス

  • ドゥオモ