名古屋版アーツカウンシル・ブリッジング支援事業
【劇工房 企画・二十周年記念作品】
舞台「尾張名古屋は母でもつ」のご案内
上演期間:2019年11月22日(金)~24日(日)
会場:宝亀山 相応寺 本堂
尾張藩祖・徳川義直公の生母「お亀の方」の数奇な一生を菩提寺の相応寺本堂で開催する舞台公演です。
お亀の方と徳川家康公の間に出来た息子「徳川義直」、連れ子の「竹腰正信」「石川光忠」の三兄弟は、尾張徳川家を支える存在に。清州越しを徳川家康に進言した、お亀の妹婿の山下氏勝。
春日の局との不思議な縁など、舞台は、「深見草(牡丹)」をキーワードにお亀の方の人生を描きます。
作・演出は眞己薫。相応寺本堂を独自の異空間で演出。四百年前にタイムスリップして、迫力ある舞台をご観賞下さい。
作・演出
眞己 薫
Mako Kaoru
劇工房MAKO企画代表。
OSK日本歌劇団で「聖 薫」として活躍。退団後は芝居・ミュージカル等、数多くの舞台に出演し、リサイタルを行うなど幅 広く活動。
MAKO企画公演の作・演出のほか、他劇団の脚本・演出やバレエ団の創作・演出・振り付けなども手がけている。
空間演出
小川 珊鶴
Ogawa Sankaku
花道家。幼少より茶道、華道、日本舞踊をはじめとした幅広い日本古典芸能に親しむ。
2009年、名古屋市民芸術祭では特別賞として伝統芸術部門・企画賞を受賞。
家庭画報や和楽といったメディアでも数多くとりあげられている。
出演
眞己薫 / 高橋奈々江 / 愛甲浩二 / 伊藤整子 / 稲葉敦子 / 牛田光香 / 内山未来 / 太田圭悟 / 小川真桜 / 杉浦勝一 / 津田佳典 / トタウニャ / 中里フランシスカマリ / 中田リナ / 馬場健 / 前田もにか / 松岡冬馬 / 福田敏一
<子役>伊藤夢乃 / 加藤百華 / 杉村花音 / 瀧澤大心 / 冨弥湊音 / 渡辺彩羅
スタッフ
作曲:石山イチロ/ 振付:志乃舞優/音響:坂本悠輔(サウンド モーション)/
照明:株式会社リスビー/ 衣装:坂治栄/ヘアメイク:あおきしげる/ 床山:神田かつら/ 舞台設営:名古屋貸物設備株式会社
尾張藩祖・徳川義直公生母
相応院 お亀の方
徳川家康が伏見城に居住していた文禄三年(1594)五十三歳の時、給仕に出た女性があった。その身体の豊かさと美しい容姿に加えて、聡明さに家康は気に入り側室として仕えさせる。その女性が当時二十一歳のお亀である。お亀は京都石清水八幡宮の社人志水宗清の娘。
慶長五年(1600)十一月、家康五十九歳のとき、九男義直が生まれた。幼名を千千代。その後に五郎太丸と名乗る。その後、尾張家では代々の世子に五郎太丸と名付けるようになった。
慶長十五年(1610)、名古屋城が完成すると十一歳になった義直は駿府から移り尾張藩の藩祖となった。十六歳の元和元年〈慶長二十年〉(1615)、大阪夏の陣の動員で世間が騒然としている四月十二日、名古屋城で結婚の儀式を挙げた。新婦は和歌山三十七万石城主浅野幸長の娘春姫で、義直より二つ年下の十四歳だった。
このように自分の子である義直を名古屋城主に、また先に産んだ竹腰正信を城代家老に任じ、美濃今尾三万石の領主としたのも、お亀の方の力によるものと考えられる。家康が逝去したのはその翌年。お亀の方は髪をおろし相応院尼と称し、義直とともに名古屋に移り住むことになる。
相応院は、寛永十九年(1642)九月十六日、江戸屋敷で静かに息を引き取った。享年七十余歳。江戸伝通院で荼毘に付され、遺骨は遺言により名古屋へ運ばれた。義直は、名古屋に相応寺を創建し、自らの手で尼僧姿の母を描いて寺に納め、手厚く菩提を弔った。戒名は相応院殿信誉公安大禅定尼。そのとき名古屋で行われた、相応院(お亀の方)の葬儀行列の巻物が相応寺に保存されている。
若き日の「お亀の方」の肖像画(清涼院所蔵)
概要
名称 | 名古屋版アーツカウンシル・ブリッジング支援事業 劇工房MAKO企画・二十周年記念作品 特別公演 尾張名古屋は母でもつ |
期間 | 2019年11月22日(金)~24日(日) |
上演時間 | 22日(金) 昼の部14:00☆ 夜の部19:00★ 23日(土) 昼の部13:00★ 夜の部18:00☆ 24日(日) 昼の部11:00☆ 夜の部16:00★ <子役>☆と★はダブルキャストです。 伊藤夢乃☆、 加藤百華☆、杉村花音★、渡辺彩羅★ ※開場はそれぞれ30分前 ※昼の部は会場の特性上照明効果が薄れます。ご了承下さい。 ※開演前に相応院の位牌に春姫が琴の献箏を行います。演奏:春姫と生田流箏曲三っ音会 |
会場 | 宝亀山 相応寺 本堂 〒464-0045 名古屋市千種区城山町1-47 地下鉄東山線「覚王山」下車、徒歩10分 ※車でお越しの方へ:相応寺境内に駐車場はありません。有料パーキングをご利用下さい。 |
料金 | 当日 4,000円(全席自由席) 前売 3,500円(全席自由席) |
各回定員 | 120名 先着順受付 ※定員を超えた場合、お断りする場合があります。 |
チケット購入方法 | 詳しい購入方法は下の「チケット購入方法」を参照ください。 ●電子チケット予約 ※予約の受付フォーム内にある「チケット取り置き先をチェックしてください」の項目で本丸ネットワーク関係の方は「本丸ネットワーク」を、相応寺関係の方は「相応寺」を必ず選択してください。 ●FAX申込:FAXで申込みいただき入金確認後、チケットを送付させて頂きます。(FAX申込締切日:2019年10月31日(木)) |
主催 | 劇工房MAKO企画 |
共催 | 名古屋版アーツカウンシル準備委員会 |
協力 | NPO法人 本丸ネットワーク、宝亀山 相応寺 |
認定 | beyond2020プロジェクトに認定 |
チケット購入方法
webからのチケット予約方法
1. webからチケットを予約する場合は、下の各日程ごとのページからご予約ください。
※予約の受付フォーム内にある「チケット取り置き先をチェックしてください」の項目で本丸ネットワーク関係の方は「本丸ネットワーク」を、相応寺関係の方は「相応寺」を必ず選択してください。
2. 予約確認後、本丸ネットワークより振込先等の案内をメールい
(予約後、5日間メールの返信がない場合は、お問い合わせください。TEL: 052-734-6635)
3. 銀行でお振込みください。
4. 入金確認後、 チケットを送付させて頂きます。
FAXからのチケット申込(購入)方法
FAX申込みの手順
1. FAX申し込み用紙をダウンロードしてください。
2. 申し込み用紙を印刷し、必要事項を記入してください。
3. FAXを送信してください。
4. FAX申込確認後、本丸ネットワークより振込先等の案内をご連絡いたします。
(FAX申込後、5日間返信がない場合は、お問い合わせください。TEL: 052-734-6635)
5. 銀行でお振込みください。
6. 入金確認後、 チケットを送付させて頂きます。
FAX申込締切日:2019年10月31日(木)
FAX番号:052-734-6699
会場 地図
宝亀山 相応寺 本堂
〒464-0045 名古屋市千種区城山町1-47
地下鉄東山線「覚王山」下車、徒歩10分
※車でお越しの方へ:相応寺境内に駐車場はありません。有料パーキングをご利用下さい。